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聖なる夜にぢっと手を見る

街じゅう電飾がビカビカ光っていて世間はクリスマスだそうだ。まあ、どうでもいい話である。クリスマスというのは25日が本番だが、日本人にとってはどうでもいい日で、イヴを楽しく過ごせればいいという感覚のようである。

僕はクリスマスイヴの夜は大抵は残業か夜勤だった記憶が多く、そういったデートだとかパーティーだとかには縁のない人生を過ごしてきた。

イヴの夜は静かでいい。大勢で馬鹿騒ぎをしている人はあまりおらず、ひっそりしっとり楽しんでいる人が多いのだろうか。

そういう雰囲気の中、家に居たり会社で仕事をとていると心の中にぽっかりと空間ができるものである。それが、現状を見つめたり、歩んで来た道を振り返ったりするいい機会となる。したがって、僕にとってクリスマスは人生を見つめ直す日と位置付けている。

そうやって静かに見つめていると自然と歌を口ずさみたくなる。

寒い夜だった つらく悲しい一人きりの長い夜だった
きっと君は来ない 一人きりのクリスマスイヴ
Last christmas, I gave my heart

なんてね。


[音声]トークREC#20 聖なる夜にぢっと手を見る@note

雑筆 日常 音声
2016-12-25 00:16